心理学大図鑑【参考文献紹介】

目次

こんな方にオススメです

・認知バイアスだけではなく、心理学全般の概要を知りたい方

・心理学について気軽に学びたい方

・雑誌ニュートンが好きな方

本書の概要

月刊科学雑誌でお馴染みのニュートンの別冊です。ニュートンらしく図解を豊富に用いて心理学全般について解説されています。

「心理学とは何か」から始まり、「心理学の歴史」「体と心の関係」「心の発達」「個人差の心理学」「人間関係の心理学」「集団の心理学」「犯罪の心理学」「心理学支援」について記載があります。

様々なトピックについて見開き1ページで簡潔にまとめられており、写真付きや図解が半分程度を占めているため、非常にわかりやすいです。気軽な気持ちでパラパラと本をめくって眺めるだけでも、十分楽しめるような本です。

心理学について気軽に学びたい方に是非お勧めです。

本書で紹介されている主な認知バイアス

  • マジカルナンバー7±2
  • フォールスメモリ
  • 自己標的バイアス
  • セルフハンディキャッピング
  • 認知的不協和の理論
  • ハロー効果
  • フット・イン・ザ・ドアテクニック
  • 内集団バイアス
  • 傍観者効果
  • スケープゴート

本書で私が学んだこと

心理学の種類の多さとそれぞれの違い

一言で「心理学」と言っても様々な種類があります。「〇〇心理学」という言葉が世の中には多数あり、それぞれの違いなどについてよくわかっていませんでしたが、本書を読み概要を理解することができました。

心理学の発展の歴史

本書では、心理学の成り立ちや発展について簡潔にまとめられています。哲学の一部だった心理学が科学として発展し、現在、様々な分野に細分化されていった流れを理解することができます。目に見えない「心」を「科学」として取り扱うようになる過程を知ることは、心理学を理解する上でとても重要です。

認知心理学以外の分野の概要の理解

認知心理学に関する本はたくさん読んでいましたが、その他の分野についてはほとんど読んだことがありませんでした。「発達心理学」や「犯罪心理学」、「臨床心理学」の概要について、本書を読むことで理解することができました。

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