行動分析学の解説– category –
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活動性強化子とは【「何かをやる機会」も立派な強化子】
【活動性強化子とは】 活動性強化子とは、強化子として機能する「活動に従事する機会」のことです。 通常の強化子は「食べ物」や「お金」といった物理的なものをイメージしやすいですが、「活動に従事する機会」のような非物理的なものも強化子として機能... -
正の弱化とは【何かを与えて行動を減らす≒罰】
【正の弱化とは】 ある行動の直後に刺激を掲示して、その行動の将来の生起頻度が減ることです。 【「正」の「弱化」についての補足説明】 正と負の違い 「正」は、刺激を「掲示」することです。 「負」は、刺激を「除去」することです 何かの行動の後に、... -
弱化とは【刺激の変化によって行動が減ること】
【弱化とは】 弱化とは、行動の直後の環境変化によって将来的なその行動の生起頻度が下がる現象です。 【弱化子とは】 弱化子とは、行動の生起の直後に随伴して、その種の行動の将来の生起頻度を減らす刺激変化です。 無条件弱化子 他のどんな弱化子とも対... -
負の強化とは【刺激を除去して行動が増える】
【負の強化とは】 負の強化とは、ある反応に後続してある刺激が停止・現象したときに、将来類似の反応の生起頻度が高まることです。 簡単に説明すると、ある行動の後に特定の刺激がなくなった(減少)した結果、その行動が将来的に増えることです。 【「負... -
レスポンデント行動とは【外部からの刺激がきっかけの行動】
【レスポンデント行動とは】 レスポンデント行動とは、特定の刺激によって誘発される行動のことです。 自発的な行動ではなく、外部からの「刺激」によって引き起こされる行動であり、「美味しそうな物を見て、ヨダレが出る」「部屋の中が暑くて、汗をかく... -
正の強化とは【行動の後に「刺激」を与えて、行動を強化する】
【正の強化とは】 正の強化とは、ある反応に後続してある刺激を掲示したときに、将来類似の反応の生起頻度が高まることです。 簡単に説明すると、ある行動の後に特定の刺激を与えた結果、その行動が将来的に増えることです。 もっとも代表的な例は、好まし... -
オペラント行動とは【経験に基づく自発的な行動】
【オペラント行動とは】 オペラント行動とは、結果によって制御される行動のことです。 行動の結果を求めて自発的に行う行動であり 「美味しそうな物を見て、手に取って食べる」 「部屋の中が暑いので、涼しくするためにエアコンのスイッチを押す」 といっ... -
強化子とは【強化子=ご褒美だけではない】
【強化子とは】 強化子とは、反応の後に掲示・除去することで、その反応の生起頻度を増加させる機能を持つ刺激です。 「反応に随伴して頻度増加の原因となった出来事」と言えます。 例えば、良い行動に対して報酬を与えてその行動の生起頻度を増加させる場... -
行動分析学の用語集(50音順)
【あ行】 イントラバーバル イントラバーバルとは言語間制御であり、質問に対し知識や連想によって答える行動です。 例えば、「よく飲む飲み物は?」と聞かれて「水」と答える行動です。 イントラバーバルは言語行動の1つです。 エコーイック エコーイッ...
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