希少性の法則【レアなものは価値がある】

希少性の法則とは

希少性の法則とは、いつでも誰でも手に入るものよりも、入手しにくいものこそ価値が高いと感じる傾向です。

「希少性の法則」は「ここで手に入れなかったら、もう手に入らないかもしれない」という「損失回避性」による影響を受けていると考えられます。

希少性の法則の例

限定品

旅行先などで「地域限定」と書いてあると、買いたくなりますよね。これは「希少性の法則」を利用した販売戦略と言えます。

「ここでしか買えない」という情報が「手に入りにくいもの」という理解につながり、「希少性の法則」により「価値が高いもの」と考えるようになります。

品切れ

品切れになるとその商品が欲しくなってしまうことありませんか?これも「希少性の法則」によるものと言えます。

「品切れ」により、「今は手に入らない」という状況になり、「価値が高いもの」という錯覚につながります。

残り○○個

ネット販売などで「残り○個在庫あり」や、旅行サイトなどで「残り○部屋」のような表示を見たことがあると思いますが、これも「希少性の法則」を利用しています。

残りの数を明示することで、「あと○個しかない」「貴重なものだ」と感じるようになり、「価値が高いもの」という印象を持つようになります。

希少性の法則と上手に付き合うために

何か物が欲しいと思ったときに、飛びつかないようにすることが効果的です。限定品や品薄なものは、確かに今買わないと買えなくなるかもしれません。しかし、その商品は本当に必要なものでしょうか?その商品を買ったとして、どのくらい幸せを感じるでしょうか?

「買って幸せになる」と「買わずに不幸せになる」の2択しかないように感じてしまいますが、実際は違います。「買ったけど不幸せになる」というパターンもあれば、「買わずに幸せになる」というパターンもあります。この思考の誤りを「2分法の誤謬」と言います。

何かを買うかどうか検討しているときは、必要以上にそのことに注目してしまいます。これを「フォーカシングイリュージョン」と言います。一歩引いて自分を客観的に見て判断すると、冷静な判断ができるようになります。是非試してみてください。

参考文献

 ⇒トリガー 人を動かす行動経済学26の切り口【参考文献紹介】

 ⇒有斐閣 現代心理学辞典【参考文献紹介】

 ⇒think right【参考文献紹介】