認知バイアス一覧(50音順)

目次

あ行

後知恵バイアス

後知恵バイアスとは、物事の結果を知った後に、その事象に対して「そうなると思っていた」「予想可能だった」と感じる傾向です。

例えば、ある曲が流行したら「流行ると思っていた」、事件が起きたら「起きると思っていた」、人が失敗したら「失敗すると思っていた」と感じることです。

 関連記事⇒後知恵バイアスとは【そうなると思っていた】

アフォーダンス理論

アフォーダンス理論とは、物の色や形状などがその物自体の使い方を説明しているという考え方です。

例えば、「コップを持つときは取っ手を持つ」「呼び鈴の上部の突起を押して呼び鈴を鳴らす」「扉を開けるときはドアノブを持つ」など、様々な例があります。

アンカリング効果

アンカリング効果とは、事前に与えられた情報や数値が基準となって後の判断に影響をもたらす傾向のことです。

例えば、ある人物の年齢を推測する場合に「この人は30歳より年上だと思いますか?年下と思いますか?何歳だと思いますか?」と聞いた場合と「この人は40歳よりも年上だと思いますか?年下だと思いますか?何歳だと思いますか?」と聞いた場合では、推定年齢の結果が異なります。それぞれ「30歳」「40歳」がアンカーとなり、「30歳」というキーワードが入った質問をした場合の方が、「40歳」というキーワードを入れた場合と比較して、年齢を若く推定する結果になります。

 関連記事⇒アンカリング効果とは【事前に見た数値に答えが近寄る】

一貫性の法則

一貫性の法則とは、自分で決めたことについて、最後まで一貫性を持った態度を取ろうとする傾向のことです。

「毎日同じ服を着る」「毎日(毎週)同じ行動をする」「毎回同じ物を購入する」などの行動のことです。一貫性の法則に従った行動をすることで、自分の行動をパターン化することができます。その結果、選択の機会を減らすことができ、選択に伴うストレス軽減の効果があります。

イデオモーター効果

イデオモーター効果とは、一般的にプライミング効果と呼ばれる現象です。

プライミング効果とは、プライム(先行刺激)によって、人間の行動が無意識のうちに影響を受ける現象です。ある単語を見聞きした時に、その単語が持つイメージによって無意識のうちに行動や思想に影響が表れます。

一般的にはプライミング効果と呼ばれ、フロリダ効果とも言います。

ウィンザー効果

ウィンザー効果とは、噂や評価などを当事者から直接聞くよりも、直接利害関係のない第三者から聞いた方が信頼性が増すという効果です。

ヴェブレン効果

ヴェブレン効果とは、高額な商品を購入した自分をアピールしたいという要求が働き、高額な商品を購入したいと考える傾向のことです。

内集団バイアス

内集団バイアスとは、自分が所属する集団のメンバーに対して肯定的な評価をしたり好意的な態度を示したりすることです。

NIH症候群

NIH症候群とは、自らが考え出したアイディアを高く評価して、外部から提案されたアイディアを低く評価する傾向のことです。NIH症候群のNIHは、Not Invented Hereの頭文字です。

関連記事⇒NIH症候群とは【俺のアイディアは素晴らしい】

エンダウド・プログレス効果

エンダウド・プログレス効果とは、ゴールに向かって少しでも前進したと感じると、モチベーションが高まり続けたくなる傾向のことです。

 関連記事⇒エンダウド・プログレス効果【進捗が見えるとやる気が出る】

置き換え

難しい問題や質問に対してすぐには満足な答えが出せないときに、関連する簡単な問題・質問に置き換えて答えを出す傾向のことです。

おとり効果

おとり効果とは、複数の選択肢の中にわざと選ばれる可能性が低いおとりの選択肢を加えることで、ある特定の選択肢が選ばれやすくなる傾向です。

か行

確証バイアス

確証バイアスとは、自分が信じたことを裏付けようとする傾向であり、自分の考えを正当化するための情報ばかり探してしまう現象です。

 関連記事⇒確証バイアスとは【自分を正当化する情報を集めたがる】

確率加重関数

確率加重関数とは、小さな確率を過大評価し、大きな確率を過小評価する傾向のことです。

とても小さな確率である宝くじが当たる可能性を過大に期待し、99.9%大丈夫な落雷などのリスクを過剰に心配することです。

 関連記事⇒確率加重関数とは【わずかな可能性を過剰に評価】

カチッサー効果

カチッサー効果とは、理由を添えると承諾・承認を得やすくなるという効果です。人に何かをお願いするときに、理由を説明すると、たとえその理由が真っ当な理由ではなかったとしても承諾されやすくなります。

感応度逓減性

感応度逓減性とは、満足感や不満感についての傾向です。同じだけ利益や損失が発生した場合でも、母数が大きくなると反応の感度が悪くなる現象です。

例えば、財産が10万円から20万円に増えたときは、90万円が100万円に増えるよりも喜びを感じます。

感情ヒューリスティック

感情ヒューリスティックとは、好き嫌いによって判断が決まってしまう現象です。

例えば、好きな人の意見は正しいと感じるが、嫌いな人の意見は誤りと感じてしまいます。

気質効果

気質効果とは、物事を判断する際に、自分にとって心地良いか苦痛かというくくりで決断を下してしまう現象です。

他えば、投資家が買ってから値上がりをし続けた株を売って利益を確定し、値下がりを続けている株を持ち続けようとしてしまうことです。

希少性の法則

希少性の法則とは、いつでも誰でも手に入るものよりも、入手しにくいものこそ価値が高いと感じる傾向です。

 関連記事⇒希少性の法則【レアなものは価値がある】

気分一致効果

気分一致効果とは、自分の気分に沿って物事を記憶したり思い出したり判断したりする傾向です。

ポジティブな気分の時は肯定的な事象を想起しやすく、ネガティブな気分の時はネガティブな事象が想起しやすくなります。

 関連記事⇒気分一致効果とは【なんだかんだで気分に左右される】

ギャンブラーの誤謬

独立した事象の生起確率に、それ以前のパターンが影響すると考えることです。例えば、コイン投げで裏表を当てる時に、「裏」が複数回続いた場合に、次は「表」が出ると予想しやすくなる現象です。本来、コインの裏表はランダムであり、過去に何が出たかは関係ありません。

 関連記事⇒ギャンブラーの誤謬とは【次こそは「表」が出る】

 関連記事⇒「平均への回帰」と「ギャンブラーの誤謬」の違い

恐怖喚起アピール

恐怖喚起アピールとは、危険性を強調することによる「脅し」により、行動変容を導くことを意図した説得のことです。恐怖と強さと説得効果の関係は逆U字の関係であり、恐怖のが強すぎても弱すぎても効果が弱く、中程度の恐怖が最も効果的と言われています。

極端回避性

極端回避性とは、複数の選択肢が提示された場合に両端の選択肢ではなく、真ん中あたりの選択肢を選ぶ傾向です。

決断疲れ

決断疲れとは、数々の決断を繰り返すことにより疲労が蓄積し、決断の質が下がる現象です。比較・吟味・決断という行為は思っているより疲れる行動です。

疲れた状態になると、広告に惑わされやすくなったり、衝動買いしやすくなったりします。また、疲れた状態の時は意志の力が弱くなるため、現状維持の選択をしやすくなります。

意志の力は血糖値が影響しており、血糖値が高い時は意志の力が強くなり、疲れが溜まり血糖値が下がると、意志の力が弱くなります。

決定回避の法則

決定回避の法則とは、選択肢が多くなりすぎると、選択に伴うストレスを感じてしまい、結果的に決定を回避する傾向です。

計画の錯誤

計画の錯誤とは、プロジェクト等に必要な時間を検討するときに、必要な時間を過小評価してしまう傾向です。

計画の錯誤は内部情報によるアプローチと外部情報によるアプローチの差によって生じます。内部情報によるアプローチとは、自分たちが持っている情報に基づき計画を立案することです。外部情報によるアプローチとは、類似事例の実績により評価する方法です。内部情報によるアプローチはベストケースシナリオとなりやすく、必要な時間を過小評価することになります。

 関連記事⇒計画の錯誤とは【計画倒れになる理由】

現在バイアス

現在バイアスとは、所来の利益や損失よりも、目の前の事柄を課題に評価してしまう傾向です。

 関連記事⇒現在バイアスとは【「今」を過大評価する】

現状維持バイアス

現状維持バイアスとは、何かを選択する際に、現状維持やデフォルトの選択肢を選ぼうとする傾向です。

コントロール幻想

コントロール幻想とは、本人の力による結果ではないのに、自分がコントロールして結果を出したと思い込む現象のことです。

迷信やジンクスなどはコントロール幻想の例と言えます。

さ行

ザイアンス効果

ザイアンス効果とは、何度も接触することによって警戒心が薄れ、親近感を持ち始める現象のことです。一般的に単純接触効果と呼ばれます。

ちなみに、ザイアンス効果の名前の由来は、この効果の発見者の名前です。

サブリミナル効果

サブリミナル効果とは、人が認知できないほど短時間の刺激であっても、人の認知・感情・行動に影響を与えることです。

ちなみに、「サブリミナル」の意味は「閾下(いきか、刺激が小さくて知覚されない状態)」のことであり、閾上は「スプラリミナル」と言います。

サンクコスト効果

サンクコスト効果とは、すでにかなりの時間や労力を投入したときに、それを無駄にしたくないと考える傾向です。

プロジェクトを続けるか否かは、このまま続けたときにそのプロジェクトが成功するかどうかを検討して決定すべきですが、今まで浪費したコストを考えてしまう現象です。

ちなみに、サンクコストとは埋没費用という意味です。

参照点依存性

参照点依存性とは、物事の効用は、絶対基準ではなく、自分が考える参照点によって変化する傾向です。

 関連記事⇒参照点依存性とは【人間は変化量で評価する】

自己中心性バイアス

自己中心性バイアスとは、チームの中での自分の貢献度を高く見積もる傾向のことです。

チームメンバーに「あなたのチームでの貢献度は何パーセントですか?」と聞き、その答えを集計すると、100%を超えます。つまり、一人一人が自分のチームへの貢献度を過剰評価していることになります。

 関連記事⇒自己中心性バイアス【自分はチームに貢献している】

自己標的バイアス

自己標的バイアスとは、周囲が自分に注目していると考える傾向のことです。自分が考えるほど周囲の人は自分のことを気にしていません

「●●な人がこの中にいました」と集団に対して言った時に、多くの人が「自分のことだ」と考える傾向があります。

 関連記事⇒自己標的バイアスとは【みんな私を見ている】

自己奉仕バイアス

自己奉仕バイアスとは、成功した場合は自分の力量によるもの、失敗した場合は環境のせいと考える傾向のことです。

持続時間の無視

持続時間の無視とは、過去の事象を思い出して良否の評価するときに、その事象の継続時間は無視されて、その事象から生じた瞬間的な絶対値の良否の度合いによって評価をする傾向です。

 関連記事⇒持続時間の無視とは【人間は継続した感覚を覚えていない】

実験者効果

実験者効果とは、相手の様子を察知してそれに適した対応をしてしまうことです。心理学の実験の際に被験者が実験者の挙動を見て、実験者の望む結果を出すことから「実験者効果」と呼ばれています。

「実験者効果」は「賢馬ハンス効果」とも言います。これは、19世紀末に計算問題を出題すると蹄を叩きつける回数で正解を解答する賢い馬、ハンスに由来しています。計算ができる馬として有名になったハンスですが、実際は計算ができるわけではありませんでした。計算問題を出された時に蹄を叩き、その回数が計算問題の解答になった際に観衆が盛り上がる反応を見て、蹄を叩く回数を決めていました。

社会規範と市場規範

社会規範とは、金銭のやり取りが発生しない譲渡や奉仕を含む取引です。市場規範とは、対価が発生する一般的な市場取引です。

社会規範と市場規範では物事を判断する考え方が異なります。そのため、「ボランティアの方に市場単価より著しく安い報酬を支払う」といった社会規範の世界に市場規範を持ち込むと、不快な思いを抱くことがあります。

少数の法則

少数の法則とは、統計的に明らかに標本サイズが少ない場合でも、自分が見たものの一貫性や整合性を過信し、結果的に断片的な情報で物事全体を判断してしまう現象です。

焦点錯覚

焦点錯覚とは、物事を考えるときにそのことに焦点を絞りすぎて、必要性以上にその物事を重要なことであると考えてしまう現象です。焦点錯覚を一言で表現すると、「あなたがあることを考えているとき、人生においてそのこと以上に重要なことは存在しない」となります。

初頭効果

初頭効果とは、最初の印象や意見がその後を左右するという効果です。

「第一印象が大切」とよく言いますが、これは初頭効果による影響と言えます。

ちなみに、初頭効果の逆の法則として親近効果があります。

初頭効果が有利に働きやすい状況は「すぐになんらかの対処が必要な場合」であり、時間が経った時は親近効果が強くなります。

 ⇒初頭効果とは【第一印象がその後の印象を左右する】

ジンクピリチオン効果 

ジンクピリチオン効果とは、聞いたことがない凄そうな言葉の響というだけで、なんとなく良さそうと安易に判断してしまう効果です。

心的制約

心的制約とは、自由な思考を妨げる無意識に働く思考の制約のことです。

 関連記事⇒心的制約とは【無意識な思考の制約】

スケープゴート

スケープゴートとは、自分が苦境や困難な状況に陥ったときに、その責任や不満などを直接的な原因ではなく他の対象に転換することです。他の対象に転換することで、自分の責任を回避する心理メカニズムがあるとされています。

スケープゴートという言葉は、元々は「身代わり」「生贄」などを意味する言葉です。

 関連記事⇒スケープゴートとは【=身代わり・生贄】

スリーパー効果

スリーパー効果とは、情報を得た情報源を時間の経過と共に忘れてしまう現象です。

最初は「信頼できない」と判断していた情報であったとしても、情報源を忘れてしまうことで、時間が経過すると説得性が増します。

 関連記事⇒スリーパー効果とは【情報は覚えていても、情報源は忘れる】

正常性バイアス

正常性バイアスとは、非常時に「自分は大丈夫」と考えてしまい、避難等の行動が遅れてしまう現象のことです。

 関連記事⇒正常性バイアスとは【自分は大丈夫】

生存者バイアス

生存者バイアスとは、物事を分析する際に失敗例を無視し、成功例だけに着目してしまう現象のことです。

生き残った人・成功した人の情報は集めやすいですが、亡くなった方々・失敗した人の情報は集めにくいため、情報の偏りによりバイアスが生じます。

 ⇒生存者バイアスとは【成功例だけ見てはいけない】

セルフハンディキャッピング

セルフハンディキャッピングとは、課題に取り組むときに思わしくない結果が予想される場合に、あらかじめ課題遂行を妨げる障害を自分に与えることです。試験前に勉強をしなければならないはずなのに、急に部屋の片づけを始めるような行動のことです。

 関連記事⇒セルフハンディキャッピングとは【失敗した時の言い訳を事前に自分で作る】

選択的注意

選択的注意とは、「自分に必要な情報を自然と取捨選択する」という人間の注意に関する特性です。

人間は意識していないものについては、視界の中に入っていたとしても気付きません。

損失回避性

損失回避性とは、利得と損失の心理的効果を比較した時に損失の方が心理的な効果が大きくなる性質のことです。

例えば、参加費1万円のくじ引きで2分の1の確率で2万円が当たるとすると、収支結果のパターンはそれぞれ50%の確率で「ハズレの場合は1万円の損」「当たりの場合は1万円の得」となります。この時、1万円得した時の喜びよりも、1万円を損した悲しみの方が大きくなります。

 関連記事⇒損失回避性とは【人間は損が大嫌い!】

た行

対応バイアス

対応バイアスとは、誰かの行動を見た時に、その原因を直ちにその人の性格などのせいにして考える傾向です。

対称性バイアス

対象性バイアスとは、たとえ根拠がなくても物事を因果関係として考えてしまう現象です。Aという事象が起きたあとにBという事象が起きると、根拠はなくてもAはBの原因と考えてしまうことです。

代表性ヒューリスティック

代表性ヒューリスティックとは、物事を判断するときに、ステレオタイプとの類似性にだけ着目し、そもそもの基準率や論理性を無視してしまう現象です。

ダニング・クルーガー効果

ダニング・クルーガー効果とは、能力が低い人ほど自己評価が高い傾向がある効果のことです。能力が低い人は正しい自己評価ができず、自分は優秀だと考えがちになります。

妥当性の錯覚

妥当性の錯覚とは、ごくわずかな情報からストーリーを作り上げて結論に至るときに、情報の量と質をほとんど考慮していないにもかかわらず、自分の結論に過剰な自信を持つ現象です。

人間の判断は情報の質や量ではなく、頭にすらすら入ってくる矛盾や不一致がない一貫性のある受け入れやすいストーリーを「妥当」と判断しやすい傾向があります。

単純接触効果

単純接触効果とは、繰り返し見聞きしたものに対して好みや親しみが増す現象です。

 関連記事⇒単純接触効果とは【繰り返し見聞きすると親しみが増す】

単独評価と並列評価による選好逆転

単独評価と並列評価による選好逆転とは、選択肢の提示の有無や選択肢の種類により、選択する結果が変わってしまう現象です。選択肢を掲示することで、単独で検討していなかった要素が検討対象となり、判断が変わることがあります。

ダンパー数

ダンパー数とは、人間が社会関係を維持できる人間の上限数であり、150名と言われています。

知識の呪縛

知識の呪縛とは、人に何かを伝える時に、自分と相手の知識差を考慮できない現象です。自分が知っている事を相手も当然知っているかのように話をしてしまうことです。

 関連記事⇒知識の呪縛【知らない状態を想像できない】

デフォルト効果

デフォルト効果とは、物事を選択する際にデフォルトを選択しやすい傾向です。

関連記事⇒デフォルト効果とは【初期設定を選択しやすい傾向】

ドアインザフェイス

ドアインザフェイスとは、人に何かを依頼するときに、本当に依頼したいことの前にわざと難しい別なことを依頼し、依頼が断られた後に本命の依頼をするテクニックです。相手に一度断らせることで、「今度はこちらが譲歩しなければ」という意識が芽生え、依頼を承諾しやすくなります。

な行

認知的不協和の理論

認知的不協和の理論とは、自分の中に矛盾や葛藤があるとき、理由を作ってその矛盾を解消しようとする現象です。

認知容易性

認知容易性とは、わかりやすいなど認知が容易な情報に対して好意的な印象を持ち、信じやすくなる傾向です。

ノシーボ効果

信頼できない人物から薬を処方された場合は、適切な薬でも思い込みによって効果が発揮されないことがあります。これをノシーボ効果と言います。

プラシーボ効果の逆の効果と言えます。

は行

ハロー効果

ハロー効果とは、人を評価するときに目立って優れた特徴があると、その人の全てが優れているとみなす傾向のことです。

 関連記事⇒ハロー効果とは【才色兼備・博学多才は勘違い?】

バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは、元々興味がなかったものでも、人気があると分かると興味が出る傾向です。

 関連記事⇒バンドワゴン効果【人気があるから欲しい!】

ピーク・エンドの法則

ピーク•エンドの法則とは、記憶に基づく評価はピーク時と終了時の評価でほとんど決まる現象です。

 関連記事⇒ピーク・エンドの法則とは【印象は「ピーク」と「エンド」で決まる】

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは、他者から期待されることにより、成果や成績が上がる効果です。

 関連記事⇒ピグマリオン効果とは【期待するとパフォーマンスが上がる】

フォーカシングイリュージョン

特定のことについて集中して考えているあいだは、それが人生の重要な要素のように思えても、実際には思うほど重要なことでもなんでもない現象です。

フォールスメモリ

フォールスメモリとは、実際に見たり聞いたりしていないことを「見たことがある」「聞いたことがある」と考えてしまう現象のことです。「虚偽記憶」「虚記憶」とも言います。

フットインザドア

フットインザドアとは、交渉の際に、まず初めに些細な依頼を行い承諾してもらった後、本命の要求を行う手法です。段階的に要求を上げることで、交渉相手が承諾しやすくなります。

プライミング効果

プライミング効果とは、プライム(先行刺激)によって、人間の行動が無意識のうちに影響を受ける現象です。ある単語を見聞きした時に、その単語が持つイメージによって無意識のうちに行動や思想に影響が表れます。

関連記事⇒プライミング効果とは【先に与えられた印象で無意識に行動が変化する】

プラセボ効果

プラセボ効果とは、偽薬効果とも呼ばれ、偽薬を処方しても薬だと信じることによって症状の改善が見られる現象です。

フレーミング効果

フレーミング効果とは、物事の判断がその物事をどのように表現するかによって印象や結果が大きく左右される傾向のことです。

プロスペクト理論

プロスペクト理論とは、人間の意思決定についての理論であり、「参照点依存性」「感応度低減性」「損失回避性」を含んだ理論です。

フロリダ効果 

フロリダ効果とは、一般的にプライミング効果と呼ばれる現象です。

プライミング効果とは、プライム(先行刺激)によって、人間の行動が無意識のうちに影響を受ける現象です。ある単語を見聞きした時に、その単語が持つイメージによって無意識のうちに行動や思想に影響が表れます。

分割効果

分割効果とは、選択肢の構成方法が意思決定に影響を与える現象です。

ブーメラン効果

ブーメラン効果とは、交渉の場面で何かを強く説得されると、自由を制限されたと感じて逆の方向に心が動くことです。

ブーメラン効果は自分の意見を表明する機会が与えられると弱められると考えられます。

 関連記事⇒ブーメラン効果とは【無理に説得すると逆効果】

平均への回帰

平均への回帰とは、「何度も試験をすれば成績の平均が本来の実力の平均へ近づく」という現象のことです。

 関連記事⇒平均への回帰とは【まぐれは何度も続かない】

 関連記事⇒「平均への回帰」と「ギャンブラーの誤謬」の違い

返報性の原理

返報性の原理とは、人から何か施しを受けた際、ポジティブな行動で返さなければいけないと思う傾向です。

 関連記事⇒返報性の原理とは【ギブアンドテイク】

ペプシパラドクス

ペプシ・パラドクスとは、ブランドの持つイメージによって、人が受け取る効果が変わる現象です。

傍観者効果

傍観者効果とは、援助が必要とされる状況において、傍観者の存在によって援助行動が抑制されることです。目の前で人が倒れたときに、周りに人がいないときはすぐに助けに行くにもかかわらず、周りに人が大勢いるときは「誰かが助けるだろう」と考えてしまう効果です。

 関連記事⇒傍観者効果【自分がやらなくても誰がやるだろう】

ポジティブバイアス

ポジティブバイアスとは、自分は平均以上だ、自分は大丈夫だと考える傾向のことです。

保有効果

保有効果とは、自分が保有しているものの価値を通常以上に高く評価して手放したくないと考えてしまう傾向のことです。

 関連記事⇒保有効果とは【私が持っているものは価値がある】

ホーソン効果

ホーソン効果とは、自分は観察されているという本人の認知でパフォーマンスが上がるという効果です。

関連記事⇒ホーソン効果とは【注目されるとパフォーマンスが上がる】

ホーン効果

ホーン効果とは、他人の一部の悪い特徴に引っ張られ他の部分もダメと判断してしまう現象です。

ま行

マジカルナンバー7±2

マジカルナンバーとは、人間の短期記憶の情報処理能力の限界のことです。個人差はありますが、人間の短期記憶の限界容量は7±2と言われています。

マジカルナンバーは魔法数とも言います。

 関連記事⇒マジカルナンバー7±2とは【人間の短期記憶量の限界】

メンタルショットガン

メンタル・ショットガンとは、意図する以上の情報処理を自動的に行なってしまう現象です。

ある事柄について集中して考えようとしているのにも関わらず、正確に狙いを絞れずに思考が飛躍してしまうような事象のことです。

モラル信任効果

モラル信任効果とは、自らが立派であること、社会の役に立っていると認識して、「これだけ素晴らしいのだから、多少倫理に反することを行なったとしても許されるだろう」と無意識のうちに考える傾向のことです。

「あんな立派な人が、何故?」と思うような事象の背景には、「モラル信任効果」が影響していると言えます。

 関連記事⇒モラル信任効果【俺は偉いから許されるに決まっている】

ら行

リアクタンス

リアクタンスとは、命令されたり禁止されたりすると、それとは反対の行動をとりたくなる傾向のことです。

利用可能性ヒューリスティック

利用可能性ヒューリスティックとは、思い浮かびやすい事象は起きやすいと判断する傾向です。

 関連記事⇒利用可能性ヒューリスティックとは【思い浮かびやすいことはよく起こる?】

歴史の終わり幻想

歴史の終わり幻想とは、自分の性格や価値観・好みなどの変化について、過去から今までの変化は認めるが、今から未来にかけては変化しないと考えてしまう錯覚のことです。

今の自分が完成形であり、今の状態が「歴史の終わり」であり、未来永劫今の状態が続くという「幻想」を抱いているということです。

 関連記事⇒歴史の終わり幻想とは【今が完成形で未来永劫このまま】

ローボールテクニック

ローボールテクニックとは、最初に承諾しやすい依頼して承諾してもらったのち、相手に都合が悪い条件を上乗せする手法です。一度承諾したことは意思を変えにくいという性質を利用した手法です。