オペラント行動とは【経験に基づく自発的な行動】

オペラント行動とは

オペラント行動とは、結果によって制御される行動のことです。

行動の結果を求めて自発的に行う行動であり

「美味しそうな物を見て、手に取って食べる」

「部屋の中が暑いので、涼しくするためにエアコンのスイッチを押す」

といった行動です。

オペラント行動のポイントは、「過去の経験に基づく行動」という点です。

「過去に似たような物を食べておいしかった」という経験や、

「過去のスイッチを押してエアコンが動いて部屋が涼しくなる」といった経験により、

同様の効果を期待して行う行動と言えます。

オペラント行動とレスポンデント行動の違い

人間や動物の行動はオペラント行動とレスポンデント行動に大別されます。

オペラント行動は、行動に後続する環境変化によって将来の生起率が変化する行動です。

一方、レスポンデント行動は、特定の刺激によって誘発される行動です。

オペラント行動の解説

オペラント行動の定義

オペラント行動とは、行動の結果によって選択される行動です。

結果とは、過去に行動を自発して、それに随伴した出来事です。

オペラント行動の基本単位

オペラント行動の基本単位は、反応クラスです。

反応クラスとは、同一効果を生み出す一群の反応です。

全く同じ行動というのはあり得ません。

反応クラストは「同様の効果を期待する行動」と解釈することができます。

オペラント行動の例

オペラント行動の例として、話す、歩く、ピアノを弾く、自転車に乗る、料理をする、本を読む、親を想う、などがあります。

オペラント行動を一般的なイメージで説明すると、何かしらの目的や理由があって行うような行動と言えます。

オペラント行動の個体にとっての実用性

オペラント行動の生物にとっての実用性は、進化が予想しなかった絶え間なく変化する環境での適応力と言えます。

オペラント行動の種にとっての実用性

オペラント行動の種にとっての実用性は、その行動が結果に対して最も敏感である個人がよりよく生存し繁殖することです。

柔軟に学び行動する個体がより良く生存することで、種が繁栄します。

オペラント条件づけの過程

オペラント条件づけは、個体が自発する行動に特定の結果が後続することで実際に生起率が変することです。

ある行動の直後に起こる刺激が、同様の条件下での同様の反応の将来の生起頻度を増加、または減少させます。

オペラント条件付けは、人がそれに気づくことを必要としません。行動は、個人が強化されることに気づいていようといまいと、行動の結果によって修正されます。

これを「強化の自動性」と言います。

オペランド行動の参考文献

 ⇒行動分析学の参考文献