行動分析学(行動の科学的理解を目指して)【参考文献紹介】

目次

こんな人にオススメです

  • 初めて行動分析学を本格的に学ぶ人
  • 行動分析学を体系的に学びたい人
  • 行動分析学の全体像を学びたい人

本書の概要

本書は行動分析学を初めて学ぶ人のために書かれた教科書です。本書は全9章の構成となっており、大学の授業半期分(90分×15回)を想定して構成されています。

第1章 心とは何か

心についての一般論から始まり、行動分析学においての行動の考え方について述べられています。

「心」による行動の説明についての問題点について解説があり、行動分析学では行動の原因を「環境要因」と考えることが説明されています。

第2章 観察法と実験法

行動分析学における「行動」「個体」「環境」とは何かという問題の説明から始まります。

その後、行動観察法の説明や行動実験法の説明が記載されています。

第3章 生得性行動

行動の分類として「学習性」と「生得性」、「淘汰性」と「誘発性」の違いについて説明があります。

そして、生得性行動の特徴についての解説と、行動分析学における行動の考え方の導入がされています。

第4章 レスポンデント

随伴性操作の種類、「S:S随伴性」「R:S随伴性」「S:R:S随伴性」「R:R随伴性」についての解説から始まります。続いて、レスポンデント条件付けの解説や具体的な実験例について解説があります。

第5章 オペランド

行動分析学の最重要キーワードであるオペランドについて解説されています。

「強化と弱化」や「弁別オペラント条件付け」、「3項強化随伴性」などについて説明があります。

第6章 強化随伴性

オペラント行動と強化子の関係について記載されています。具体的には強化スケジュールについて詳細の解説があります。

第7章 刺激性制御

3項強化随伴性の弁別刺激及び刺激性制御について解説されています。

第8章 反応遮断化理論と選択行動

選択行動である「R:R随伴性」や「プレマック理論」について解説されています。

第9章 言語行動と文化随伴性

言語行動について解説されています。また、ルール支配行動について説明があります。

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