目次
こんな人におススメです
- 行動分析学について初めて本を読む方
- 行動分析学の概要を理解したい方
- 行動分析学の一般向けの書籍を読みたい方
本書の概要
行動分析学について一般向けにできるだけわかりやすく紹介することを目指した本です。
第1章 心理学をめぐる誤解
心理学の種類の紹介から始まり、心理学の中での行動分析学の特徴について説明があります。
行動分析学の重要キーワードである「行動」や「オペランド行動」についても簡潔に解説しています。
第2章 行動の原理
行動分析学のにおける行動の考え方について記載しています。
「強化子」を「好子」「嫌子」という言葉を用いて、わかりやすく解説しています。
第3章 行動をどのように変えるか
「行動をどのように変えるか」という点について、「随伴性」を軸に解説をしています。
具体的な事例を用いて説明をしており、「シェイピング」や「消去」について説明があります。
第4章 スキナーの思想と実験的行動分析
行動分析学の創始者、スキナーの思想についての解説から始まります。「徹底的行動主義」の説明もあります。
その後、行動分析学についての実験について述べられています。
第5章 言語行動
行動分析学では言語を「言語行動」として、行動の枠組みとして捉えます。「言語行動」を「随伴性」の観点から解説しています。「マンダ」「タクト」「イントラバーバル」「エコーイック」などの言語行動について説明しています。