認知バイアスの解説– category –
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認知バイアスの解説
対応バイアスとは【他人の行動は性格のせい】
対応バイアスとは 対応バイアスとは、行動の原因を個人の内面に帰属させる傾向であり、誰かの行動を見た時にその原因を直ちにその人の性格のせいにして考えることです。 人間は自分の行動については「理論的に判断・行動している」と考えていますが、他人... -
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外集団同質性バイアスとは【良く知らないけど、あいつら全員…】
外集団同質性バイアスとは 外集団同質性バイアスとは、自分の周りは多様な人がいると思う一方、自分が属していない「外集団」は同じような特徴を持った人の集まりだと認識する傾向のことです。 外集団同質性バイアスの実例 外集団同質性バイアスの実例を紹... -
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カチッサー効果とは【なんでもいいから理由が欲しい】
カチッサー効果とは カチッサー効果とは、理由を添えると承諾・承認を得やすくなるという効果です。 人に何かをお願いするときに、理由を説明すると、たとえその理由が真っ当な理由ではなかったとしても承諾されやすくなります。 カチッサー効果の実例 カ... -
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バーナム効果とは【よく考えたら誰にでも当てはまるじゃん】
バーナム効果 バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような内容であっても、自分のことを言い当てられたように感じる効果のことです。 バーナム効果の実験 バーナム効果について、心理学者のバートラム・フォラーが1949年に行った実験があります。 性格診... -
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ダニング・クルーガー効果とは【能力が低い人ほど自己評価が高い】
ダニング・クルーガー効果とは ダニング・クルーガー効果とは、能力が低い人ほど自己評価が高い傾向がある効果のことです。 能力が低い人は正しい自己評価ができず、自分は優秀だと考えがちになります。 ダニング・クルーガー効果の語源 ダニング・クルー... -
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皮肉過程理論とは【考えないようにすればするほど頭から離れない】
皮肉過程理論とは 皮肉過程理論とは、ある事柄について考えないように努力すればするほど、そのことが頭から離れなくなってしまう現象のことです。 皮肉過程理論の例 皮肉過程理論の例を紹介します。 寝る前に嫌なことから頭から離れない 寝る前に嫌なこと... -
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認知容易性とは【わかりやすいは正義】
認知容易性とは 認知容易性とは、わかりやすいなど認知が容易な情報に対して好意的な印象を持ち、信じやすくなる傾向です。 認知容易性の実例 ストーリーテラー 「ストーリーテラー」と言う言葉をご存知ですか?ストーリーテラーとは「話の上手な人」のこ... -
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エンダウド・プログレス効果【進捗が見えるとやる気が出る】
エンダウド・プログレス効果とは エンダウド・プログレス効果とは、ゴールに向かって少しでも前進したと感じると、モチベーションが高まり、続けたくなる傾向のことです。 エンダウド・プログレス効果の実例 ポイントカード 様々なお店で「ポイントカード... -
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返報性の原理とは【ギブアンドテイク】
返報性の原理とは 返報性の原理とは、人から何か施しを受けた際、ポジティブな行動で返さなかればならないと思う傾向です。 返報性の原理の実例 あいさつ あいさつをされたら、普通はあいさつを返しますよね。 なぜでしょうか? 「人として常識だから」 「... -
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損失回避性とは【人間は損が大嫌い!】
損失回避性とは 損失回避性とは、利得と損失による心理的効果を比較した場合、損失の効果が大きくなる性質である。 例えば、参加費1万円のくじ引きで2分の1の確率で2万円が当たるとすると、収支結果のパターンはそれぞれ50%の確率で「ハズレの場合は1...