カチッサー効果とは【なんでもいいから理由が欲しい】

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カチッサー効果とは

カチッサー効果とは、理由を添えると承諾・承認を得やすくなるという効果です。

人に何かをお願いするときに、理由を説明すると、たとえその理由が真っ当な理由ではなかったとしても承諾されやすくなります。

カチッサー効果の実例

カチッサー効果の実例を紹介します。

仕事を指示する

仕事を指示する時に、どのように指示しますか?仕事の指示の仕方はマネジメントの最重要ポイントの1つですが、「○○をやれ!」というだけでは人は動きません。

相手に仕事の背景や目的、理由などをしっかりと伝えることで、指示された側は気持ちよく仕事ができるようになります。

この時の「理由を伝える」という行為が、「カチッサー効果」と関係しています。

お金貸して

友人などにお金を貸すことはあまり良いことではない。私も個人的に嫌な思い出がありますが、お金を借りに来る時に様々な理由を聞かされます。

「臨時の出費が多くて…」

「もうすぐまとまったお金が入る予定なんだけど…」

どれも全く理由になってないのですが、実際に言われると貸してしまうことがあります。

友人とのお金の貸し借りは全くいいことがありません。カチッサー効果に十分注意してください。

あと少しで○○達成!

Twitterで

「あと○人でフォロワー○○人達成なので、フォローお願いします!」

のようなツイートを見たことありますよね?

これもカチッサー効果が関係しています。

節目だったとしても本来は何も関係ないはずですが、ついつい応援したくなりますよね!まさにカチッサー効果です。

カチッサー効果を上手に活用するために

カチッサー効果を活用できるケースは、人に何かを依頼する時です。人に何かを依頼する時は、しっかりと理由を伝えるようにしましょう。そうすることで、カチッサー効果により承諾されやすくなります。

依頼される側の気持ちになって考えてみると、なんとなくわかりますよね。例えば、「○○すべきなので××をしなさい」と言われると、やる気は出ませんよね。一方、「○○なので××して欲しい」と言われたら、なんとなく行動したくなります。これがカチッサー効果の効果です。

参考文献

think smart【参考文献紹介】

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