目次
こんな方にオススメです
- 認知バイアスについての名著を読みたい方
- 人間の認知の癖について理解したい方
- これから認知バイアスについて学ぼうと思っている方
本書の概要
伝統的な人間観を根底から覆し、心理学者にして、ノーベル経済学賞に輝いたダニエル・カーネマンの代表作です。
人間の判断や選択の修正について、自己の中の「衝動的で直感的なシステム1」と「論理思考能力を備えたシステム2」という2つのシステムを用いて解説しています。
本書は、認知心理学の名著です。様々な本や論文の参考文献として引用されています。「認知バイアス」「認知心理学」「行動経済学」について学ぶ人は必読の本です。
本書で紹介されている認知バイアス
- プライミング効果
- 認知容易性
- 確証バイアス
- ハロー効果
- 感情ヒューリスティック
- 少数の法則
- アンカリング効果
- 利用可能性ヒューリスティック
- 代表性ヒューリスティック
- 平均への回帰
- 後知恵バイアス
- 妥当性の錯覚
- 計画の錯誤
- 保有効果
- プロスペクト理論
- 参照点依存性
- 損失回避性
- ピークエンドの法則
私が本書で学んだこと
認知バイアスとの出会い
私は本書で認知バイアスと出会い、その魅力にハマりました。「認知バイアス」を知ることにより、人生が豊かになると確信し、認知バイアスについての学習を今でも続けています。この本との出会いは私の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。
人間の認知の仕組みの枠組みの理解
本書では「システム1」「システム2」という言葉を使って、人間の認知の仕組みや癖を解説しています。この、「システム1」「システム2」という概念は様々な状況で活用できる考え方です。
人間の認知・判断力の限界
本書では様々な認知バイアスが紹介されています。私はこの本を読むまでは、人間はもっと合理的な生き物だと思っていました。本書を読み「認知バイアス」の存在を知り、考え方が変わり、世界の見え方が変わりました。